為替・資金チーム編:若手エンジニアOJT研修レポート-その7

みなさまこんにちは。新人エンジニアのサブレです。2023年2月に入社し、現在テクノロジー&ソリューショングループ付で研修中です。

当社の若手エンジニア向けOJT研修では、以下のチームをローテーションします。七週目の今回は為替・資金チームです。

  1. 運用チーム 研修完了!
  2. 勘定系チーム 研修完了!
  3. 情報システムチーム 研修完了!
  4. システムリスクチーム 研修完了!
  5. 金融犯罪対策室 研修完了!
  6. 口座管理チーム 研修完了!
  7. 為替・資金チーム
  8. インフラチーム
  9. フロントチーム
  10. 情報系チーム
  11. IT企画・管理チーム
  12. 業務改善推進チーム
  13. 企画チーム

銀行業務の心臓

口座管理チームに引き続き、銀行の銀行らしい部門である為替・資金チームで研修をしてきました。

口座管理チームがお客さま情報側の業務であることに対し、為替・資金チームはお金側の業務を行っています。銀行間の資金移動等を行う為替業務や、当社が取引のために使う口座の資金管理など、対応業務は多岐に渡ります。為替・資金チームは為替の開局と閉局に合わせて業務を行うため、朝8時頃から業務を開始します。

当社はフレックス勤務を採用しています。エンジニアの業務開始は為替・資金チームと少し異なり、会議などはそれぞれのチームの人が多い時間帯に行われます。各部門の業務特性にあった時間設定になっていて、合理的だなと感じます。

OJT研修レポート-その7:為替・資金チーム編

為替・資金チームは為替取引、資金管理、口振登録などの業務を担当しています。業務のほとんどが入社前には知らない領域であり、銀行の奥深さを実感します。当社全体のお金の流れも管理しており、収支が合っているか常に確認しながらオペレーションを行う、銀行の心臓部分と言っても過言ではないチームです。

専門性の高い業務を行うため座学中心でしたが、事務作業の実践としてハサミで封筒を開封し、クリアファイルに書類を仕分けし、リストに入力して受領印を押印する…という業務も経験しました。

エンジニア部門はペーパーレスかつグループ会社の電子印鑑を活用しているので、入社以降プリンターを使用したことはありません。しかし事務センターでは社外とのやり取りが多く、紙ベースの業務がまだまだたくさんあります。当社はテックバンクとしてまだまだ取り組むべきテクノロジーの課題がたくさんあると実感します…。

マクロ?RPA?システム?

事務センターでは定型的な業務が多いことや、少数精鋭のチーム構成であることから業務改善の検討対象になることが多いです。チームメンバーも業務改善に対して目線を持ち、より効率的に業務に取り組むために考えながら業務に取り組んでいらっしゃいました。

業務改善は、事務センターチーム単独で取り組むわけではありません。事務センターの方がマクロやVBAを組むこともありますが、エンジニアチームと共同でプログラムを実装する場合もあります。効率化や自動化は所要時間というひとつの要素だけでなく、コストなど様々な要素を検討しながら実現していく必要があると実感しました。

マクロを組んで解決するのか、RPAで処理を実装するのか、システムに組み込むのか、解決方法も多々あります。一見、単純に見える定型作業も、システム目線から見ると単純でないこともあります。なにを、どうやって改善するのか、どうすればエンジニアとして事務センターの方々に貢献できるのだろうか、という課題を感じるきっかけとなりました。

また、こちらのチームの方で、当社エバンジェリストが主催している主催の社内もくもく会(※)に参加し、サポートを得ながら帳票作成の自動化を自力で実装した方もいて、エンジニアでなくてもシステム目線で業務に向き合うパートナー(社員)がいることをとても心強く感じました。わたしも負けずに学び続けてまいります!

※もくもく会とは:各自が自由に「もくもく」とITスキルアップをする社内勉強会。スキルアップを目的とした活動を各自自由に行う目的で開催され、当社のエバンジェリストが各自のITスキルアップサポートをします。

過去に開催された社内勉強会の様子

フリーアドレス制を活用!

当社は一部の部署を除きフリーアドレス制で、エンジニア部門にも採用されています。個人のこだわりとして、OJT研修中は研修を受けるチームの方の近くに座り日常業務を体感できるように努めていました。事務センターでの研修中も同様にフリー席に居たので、エンジニアがいるフロアとは異なる景色を見ることができましたし、エンジニア部門では聞くことのできない会話を興味深く聞き入ってしまうこともありました。

このように研修期間はちょっとした冒険もあり、入社してから関わりが薄かった事務方の方々とも交流が生まれてきました。また次週からはエンジニア部門での研修に戻りますが、今後も部署を超えたコミュニケーションを取っていきたいなと思っています!

ChatGPT活用レポート-その5

社内でもプロンプトを学ぶ勉強会が開催されたり、銀行としてセキュリティを担保しながら生成AI関連の新しいテクノロジーを取り入れるためにはどうすればいいのか、コンスタントにChatGPT関連のトピックが取り上げられています。
以前人事のKMさんが「非エンジニアがChatGPTを駆使してVBAプログラムを学んだ話」を掲載したときには社内でも話題になりました。
ChatGPTを活用し実装の幅を広げていきたいです!

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ここまでご覧いただきありがとうございました。
次週からはまたエンジニア部門に戻り、インフラチームでのOJT研修レポートをお届けします。次回更新をお楽しみに!

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