クラウドフロントチーム編:若手エンジニアOJT研修レポート-その14

みなさまこんにちは。新人エンジニアのサブレです。2023年2月に入社し、現在テクノロジー&ソリューショングループ付で研修中です。

当社の若手エンジニア向けOJT研修では、以下のチームをローテーションします。14週目の今回はクラウドフロントチームです。

  1. 運用チーム 研修完了!
  2. 勘定系チーム 研修完了!
  3. 情報システムチーム 研修完了!
  4. システムリスクチーム 研修完了!
  5. 金融犯罪対策室 研修完了!
  6. 口座管理チーム 研修完了!
  7. 為替・資金チーム 研修完了!
  8. インフラチーム 研修完了!
  9. フロントチーム(バンキングフロント) 研修完了!
  10. 情報系チーム 研修完了!
  11. IT企画・管理チーム 研修完了!
  12. 業務改善推進チーム 研修完了!
  13. 企画チーム 研修完了!
  14. クラウドフロントチーム

なんと!OJT研修で補講が発生

13週に渡り行われた当社の若手エンジニア向けOJT研修ですが、スポット的にクラウドフロントチームの補講が行われました。

当社はフロント系のチームが2つあり、バンキングフロントチームとクラウドフロントチームに分かれています。元々はひとつの組織でしたが、業務範囲が拡大したことにより役割で分かれたという経緯があり、チームメンバーとしては両チームの境目はほとんど感じておらず双子のような関係です。

チームの外から見ると業務内容にも違いがあり、研修後の配属希望を検討するという観点も含めて、より理解を深めたいと提案したところ、じゃあ今からやろうということになりました。

急な補講の実現に少し驚きましたが、誰の提案に対しても柔軟に検討し、スケジュールや内容の調整を含め早いスピード感で実現するところに当社の良さを実感しました。

若手エンジニアOJT研修レポート(補講):クラウドフロントチーム編

クラウドフロントチームでの補講は、私と同じOJT研修を経た先輩でもあり、当テック&カルチャーブログの編集長のかわしんさんが担当になりました!そこで今回はインタビュー形式で、クラウドフロントチームの業務内容やご経験を紹介していただきました。

サブレ「かわしんさんの現在の業務について教えていただけますか?」

かわしん「私は現在、Salesforceの開発担当として業務に従事しています。入社してから1年8カ月ほど、Salesforceを使った社内システムやお客さま向けシステムの開発に携わっています。海外送金や法人申込などの審査プロセスをSalesforceで実装することで、業務効率化や顧客満足度の向上に貢献しています。」

サブレ「Salesforceを担当されているのですね」

かわしん「はい、また開発だけでなく社内外のコミュニケーションやプロジェクト管理も担っています。私の担当するチームは11名で構成されています。管理まで行うためタスクは増えますが、やりがいにもつながっています。」

サブレ「クラウドフロントチームに配属されて思い出深いプロジェクトや業務はありましたか?」

かわしん「印象に残っているのは、入社して1年くらいたった時に口座開設高度化プロジェクトに参加したことです。法人口座のUI/UXを改善し、審査業務にかかる時間を減らすために自動審査機能の開発に挑戦しました。約3か月という短期間で要件定義からリリースまで対応したので、とても達成感がありました。」

プロジェクトを通じて、かわしんさんにとって運命的な出会いがあったそうです。

かわしん「このプロジェクトで色々な技術やツールを学びましたが、特にSalesforce というこのカスタマーサービスのプラットフォームに興味を持ちました。」

サブレ「実際のプロジェクトでSalesforceへの関心が高まったのですね」

かわしん「はい、そして1年目の後半には新人の育成にも関わるようになりました。Salesforce の使い方やメール作成のコツなどを教えたり、フィードバックをしたりしました。教えることも楽しくて、自分の知識やスキルを振り返る機会にもなりました。」

配属から1年も経たずに新人の育成に関わるようになったかわしんさん。やりがいや楽しみも語ってくれました。

かわしん「自分も入社したばかりの頃はいままで経験したことのない業務を自分で調べながら担当することが多くて大変だったので、新人のサポートができる人が増えると助かるなと思いました。教えたことをすぐに実践してくれたり、一緒に仕事ができることを楽しく感じるようになりました。」

サブレ「かなり充実した1年でしたね。」

かわしん「はい、おっしゃる通り自分の成長と新人の育成の両面で、充実した1年目になりました。フロントチームではやりたいことや、チャレンジしたいことがまだまだたくさんあります。新人の皆さんにもぜひフロントチームに来ていただきたいです!」

「若手エンジニア」から「エンジニア」へ

かわしんさんは「Salesforceはかわしんに聞け!」と言われるくらい成長し、若手エンジニアから先輩エンジニアになりました。先輩の立場となり後輩が入ったことによるご自身の変化について伺いました。

かわしん「後輩には、Salesforceの基礎知識や操作方法、開発ルールなどを教えています。後輩が入ることで質問する側からされる側になりました。私も以前は同僚や上司によく相談していましたが、後輩からの質問が増えることで、自分の知識が正確で最新である必要性が出てきました。これは大きな変化ですね。」

かわしんさんは仕様書やソースコードを見直したり、ドキュメントやブログを読みながら、 Salesforce の仕様や技術を常に学んでいます。その結果、技術としてのSalesforceに対する興味がさらに深まり、新しい機能やベストプラクティスに触れることができたそうです。

かわしん「もう一つ、後輩が入って変わったことは、責任感が強くなったということです。Salesforceは当社内ではシステムの中核を担う重要なツールです。リリースや障害などに対応できるかはチームだけでなく会社の信用にも直結します。私は後輩にもいずれSalesforceの管理を任せることになるので、しっかりと教育して、支えていきたいと思っています。」

テック&カルチャーブログはOJT研修の卒業プロジェクトだった

若手エンジニア向けOJT研修では、卒業プロジェクトとして最終アウトプットと称し、成果物を作成します。テーマは自由ですが、当社や当グループのためになるものに取り組むことが求められます。

実はかわしんさんの最終アウトプットは、なんとこのテック&カルチャーブログの企画・運営でした。企画の意図や、運営について詳しく伺いました。

かわしん「私が入社して感じたことが、当社が本当にすごい技術力とアイデアであふれていることでした。どのような技術を活用してサービスを提供しているのか、もっと多くの情報をみなさんに伝えたえるべきだと考えたのが、テック&カルチャーブログを企画したきっかけになります。」

サブレ「IT系の企業だと技術を中心に紹介する、いわゆるテックブログが多い中、カルチャーにも触れるブログにしたのはなぜでしょうか?」

かわしん「テクノロジーだけが会社を作っているわけではないですよね。人がいて、文化があって、風土があって・・・。当社のカルチャーや、イベントについても、ぜひ伝えたいと思いました。たとえば、若手エンジニアが主体となって開催する勉強会や、社内のコミュニティ活動、オフィスの様子などなど。」

さらに、GMOインターネットグループならではの魅力についても言及しています。

かわしん「GMOインターネットグループはイベントが多くて、楽しいことや学ぶことがたくさんあります。グループ全体の活動も記事にして、読んでくれる人にもGMOインターネットグループの魅力を感じてもらえたら嬉しいです。そして、最終的には当社の魅力を伝えることができればと考えています。」

ここまでご覧いただきありがとうございました。
今回の補講を含めすべてのOJT研修が終了しました。本連載も次回で最終回となります。次回は当社のエンジニア部門のトップとなるグループ長と一緒に研修の振り返りをします。更新をお楽しみに!

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