みなさまこんにちは。新人エンジニアのサブレです。2023年2月に入社し、現在テクノロジー&ソリューショングループ付で研修中です。
当社の若手エンジニア向けOJT研修では、以下のチームをローテーションします。六週目の今回は口座管理チームです。
- 運用チーム 研修完了!
- 勘定系チーム 研修完了!
- 情報システムチーム 研修完了!
- システムリスクチーム 研修完了!
- 金融犯罪対策室 研修完了!
- 口座管理チーム
- 為替・資金チーム
- インフラチーム
- フロントチーム
- 情報系チーム
- IT企画・管理チーム
- 業務改善推進チーム
- 企画チーム
銀行業務を行う事務センター
今回は口座管理チームにて研修を行いました。口座管理チームはお客さまの口座を正しく管理するために、データ入力や、申請書類のチェックなどのオペレーションを行います。当社はネット銀行であり、店舗や窓口は無くお札や硬貨の現物を取り扱うことはありませんが、他行同様に事務部門があり、お客さまの情報を管理しています。
OJT研修レポート-その6:口座管理チーム編
実はエンジニアは事務系システムを使用することができないという取り決めがあります。今回は研修期間中のため、特別に許可を頂いて実際のシステムを用いて業務オペレーションを行いました。
業務を経験したことで、銀行口座やシステムのライフサイクルに対する理解がとても深まりました。今回は登録情報の変更手続き業務を行い、お客さまから申請された内容について、資料を照合し必要な手続きを行いました。
口座管理チームではお客さまの口座を現状に合わせて最新の状態にして管理し、すべてデータ化しシステムで管理しています。前職は紙ベースで仕事をしていたので、資料が印刷された用紙を赤ペンで確認・管理していました。それに比べるとシステム上で仕事を完結できるのは便利でした。
システム改修は走行中の車を修理するような複雑さ
当社は自社システムを内製しており、お客さまが使うアプリケーションだけでなく、社内で使用するシステムについてもエンジニア部門で開発しています。今回、事務を経験し実際にオペレーションを行うことで、機能や使い勝手に対して利用者視点での気づきがありました。社内システムをさらに使いやすく、業務効率化してみたい!と理想像を思い描きました。
しかし、稼働中のシステム改修は、走っている車を修理するようなもの。お預かりしているお客さまの大切な情報になにかあっては大問題です。見た目上はほんの少しの改修に見えても、走っている車のエンジンに触るようなものだと思うと簡単にはできません。
コーディングブートキャンプで学んでいるときには、とりあえず動くことが大事!というスタンスで開発に取り組んでいましたが、現場ではより多くの観点でシステムを見て開発することが必要なのだと理解することができました。
当社は開発スピードの速さと品質の高さの両立を目指しているので、常に理想と現実の課題解決を的確・迅速に行うことが要求されます。私もより良いシステムを作るための努力を続けていきます!
ユーザー目線を徹底追求するUXデザインとエンジニアの役割
このOJT研修が始まる前に、当社のUXデザイナーからUI/UX入門の講義を受けました。当初、ユーザーは「当社の口座を持つお客さま」という意識が強かったのですが、今回のOJTを通してエンジニアとしてのユーザーは「提供するシステムを使用されるすべての方」であると認識を改めました。
お客さまの利用はもちろんのこと、社内でお客さまに向き合う部署の方が、より効果的に業務に向き合えるようにシステムを通して企画することも、エンジニアに求められることだと理解しました。UXデザイナーより「UXとは徹底的なユーザー目線!」と教えていただいたので、OJTでの経験を加えて、自身の中でUXをさらに昇華させることができたらいいなと思っています。
ChatGPT活用レポート-その4
ChatGPTの良いところは、平易な文章で分かりやすく返してくれることだなと思っています。特に金融業界の用語は、概念は理解していても専門用語が多く説明に困ることがあります。そのような時にChatGPTに問いかけると、簡潔に分かりやすく説明してくれるのでありがたいです。
わたしは話が長いせいか、記載する文章も長くなりがちで、自分自身の国語能力を向上させる努力も怠らないようにします…
ここまでご覧いただきありがとうございました。
現在エンジニア組織を離れて事務方の部署で研修を受けています!
事務方の三週目は為替・資金チームでのOJT研修レポートをお届けします。次回更新をお楽しみに!
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