フロントチーム(バンキングフロント)編:若手エンジニアOJT研修レポート-その9

みなさまこんにちは。新人エンジニアのサブレです。2023年2月に入社し、現在テクノロジー&ソリューショングループ付で研修中です。

当社の若手エンジニア向けOJT研修では、以下のチームをローテーションします。九週目の今回はフロントチーム(バンキングフロント)です。

  1. 運用チーム 研修完了!
  2. 勘定系チーム 研修完了!
  3. 情報システムチーム 研修完了!
  4. システムリスクチーム 研修完了!
  5. 金融犯罪対策室 研修完了!
  6. 口座管理チーム 研修完了!
  7. 為替・資金チーム 研修完了!
  8. インフラチーム 研修完了!
  9. フロントチーム(バンキングフロント)
  10. 情報系チーム
  11. IT企画・管理チーム
  12. 業務改善推進チーム
  13. 企画チーム

待ちに待ったフロントチーム!

システムは様々な構成要素があり、これまでに研修してきたチームはお客さまからは直接見えない領域を担当している部門が中心でした。

フロントチームはお客さまが実際に触る部分・目に見える領域を開発するチームです。実際にユーザーが使うものを開発してみたい!と考えていたので、とても楽しみにしていました。

OJT研修レポート-その9:フロントチーム(バンキングフロント)編

当社ではフロントチームという総称をつかうこともありますが、フロントエンドはバンキングフロントチームとクラウドフロントチームの2チームで構成されています。

しかしミーティングは合同で行い、業務の割り振りもチーム問わず適任のメンバーがアサインされる双子の兄弟のような関係です。

それぞれ使用する技術や担当するシステムで管轄を分けており、わたしたちが日頃使っているインターネットネットバンキングのシステムは、バンキングフロントチームが担当しています。

今回の研修ではバンキングフロントチームの下で事務方のパートナー(社員)が使用する、いわゆる行員用システムの修正を行いました。案件や仕様書の管理方法、テストケースについて学び、環境構築を行い、実際に現行のシステムのコードを編集しました。

ほんの数行の修正だったとしても、現場においては実際にコードにたどり着くには長い道のりがかかることを実感しました。

研修が終わった後も自身が書いたコードがシステムの中にあって、仕様書の変更履歴の中にも自分の名前が残っていくことに責任を感じます。

「おもいでを語る」のコーナー

フロントチームはエンジニア部門の中でも平均年齢が若く、OJTを経て配属された若手エンジニアや年次の若いエンジニアが多いチームです。今回の研修ではそんなメンバーから「おもいでを語る」をテーマに、毎日ライトニングトークが開催されました!

海外出身のメンバーはどうして日本に来たのか、というところから話してくれました。若手エンジニアは研修後に自身で所属チームの希望を出しますが、とてつもなく配属希望を迷った話をしてくれた若手エンジニアもいました。

入社してから大変だった話、チーム合流直後どんな風に過ごしていたかなどの話を聞いて、これから少し先にどんなことを経験していくのか期待が大きくなりました。


エンジニアに必要なバランス感覚

ここまで事務センターやエンジニアチームを渡り歩いてきて、エンジニアは技術力だけでなくバランス感覚も求められるのではないか、と感じました。

金融犯罪対策室や事務センターでの研修では社内システムの改善点に注目し、もっと便利にしていきたい!と息巻いていました。

しかし安全に本番のシステムとしてリリースするためには、勢いだけでは片づけられないことも多々ありました。とは言え出来ない理由を探してしまっては前に進めない…という中で、どのように業務に向き合うのかバランスを取ることの重要性に気付きました。

特にフロントチームでは、一般的にフロントエンドと呼ばれる部分だけでなくバックエンドの部分も含めてサービス全体の設計から開発まで幅広く担当しており、その過程でビジネス部門や事務センターなど別部門の担当者と打ち合わせの上進めることも多く、コミュニケーション量が多いのも印象的でした。

今回はバンキングフロントチームをメインに研修を受けましたが、クラウドフロントチームのメンバーによるライトニングトークで業務のさわりを教えてもらいました。

クラウドフロントチームでは、口座開設時やローン申し込み時の審査などの仕組みをクラウドサービス活用しながら実装しています。

その中でもセールスフォースを担当している若手エンジニアから、業務でのチャレンジを聞きクラウドサービスを使用した開発にも興味がわきました!今後も引き続き学んでいきたいなと思います。

ChatGPT活用レポート-その6

今回はわたし個人の活用という領域を飛び出し、GMOインターネットグループでのChatGPT活用についてレポートします!

当グループでは「AI(愛)しあおうぜ!ChatGPT業務活用コンテスト」が毎月開催されており、グループ全体でAI活用を加速する取り組みが行われています。単なるアイディアコンテストではなく、開発に着手しリリースしたものもあれば、社内ツールとして活用されている事例もあります。また、自治体との実証実験を開始したプロジェクトもありニュースになりました。

www3.nhk.or.jp

そして定期的にグループ内でAIセミナーも開催され、ChatGPTに限らず様々な領域のAIツールの進化や活用方法を学んでいます。AIのトピックだと、人間の仕事が奪われる…というようなネガティブな意見も出てきますが、当グループはお客さまへ付加価値を提供し、業務改善できるポジティブな存在と捉えています。

新しい技術を通じて競い合うのではなく、称えあい学びあう姿勢は当グループの良さなのではないかと考えております。ご興味ある方は「AI(愛)しあおうぜ!ChatGPT業務活用コンテスト」に関するGMOインターネットグループ株式会社のプレスリリースも併せてご覧ください!

www.gmo.jp

ここまでご覧いただきありがとうございました。次回は情報系チームでのOJT研修レポートをお届けします。更新をお楽しみに!

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