こんにちは、エバンジェリスト参号機です。
さて今回は、銀行API接続への第一歩。sunabar-GMO あおぞらネット銀行 API実験場 の利用方法について、実演・解説したいと思います。
お試しで銀行APIを叩いてみたい!という、そこのあなた、超かんたんにできます。
sunabarサービスサイト
gmo-aozora.com
sunabarを使うには
個人・法人にかかわらず、当社の銀行口座開設が必要になります。
口座開設をせずに使ってみたい!という方向けにも、sunabarサービスサイトから 1ステップの簡単登録 でお試しすることも可能です。
sunabarの基本操作
sunabar チュートリアル | sunabar の手順に従って、sunabarポータルサイトへログインしてください。別途発行されたsunabarポータル用ID/PASSでログインし、銀行口座一覧に表示されているログインID(個人・法人)でログインすると、インターネットバンキング画面を操作できるようになります。
銀行APIの試し方
APIチュートリアルページ では、Postman*1を使用した手順が記載されていますが、同じやり方をやってもしょうがないので、ここでは Postman使わずに 試します。
◆APIドキュメント
GMOあおぞらネット銀行API開発者ポータル(要会員登録/無料)へログインすると、各種銀行APIの仕様がご確認いただけます。
ここでは 個人口座用 口座一覧照会 をやってみましょう。
◆ターミナルからAPIを動かす
Macならそのままターミナル。WindowsならPowerShellを起動し、ターミナルに以下のコマンドを打ちましょう。
※注意事項(結構あります。)
*1: sunabarポータルに登録されている個人アカウントの(アクセス)トークン(認可利用OFFのもの)
*2: Windows PowerShellで実行の場合、curl を curl.exe に置き換えてください。
*3 Swagger に記載されている実行例は、モックが動くだけです。動いている気になるだけです!sunabarのAPIを実行する場合には、以下のURL・ホスト名の相違にご注意ください。
例:口座一覧紹介
モック:[https://api.gmo-aozora.com/ganb/api/simulator/personal/v1/accounts]
sunabar API:[https://api.sunabar.gmo-aozora.com/personal/v1/accounts]
以下のコマンドで、個人口座用 口座一覧照会API を実行できます。
curl -X GET \ 'https://api.sunabar.gmo-aozora.com/personal/v1/accounts' \ -H 'accept: application/json;charset=UTF-8' \ -H 'x-access-token: [*1]'
うまくいけば、上記のようにJSON形式でAPIレスポンスが表示されます。
つづいて、口座の残高を取得しましょう。
先ほど取得した口座一覧から口座ID(AccountId)をパラメータに追加しましょう。アクセストークンは同じものでOKです。
curl -X GET \ 'https://api.sunabar.gmo-aozora.com/personal/v1/accounts/balances?accountId=[AccoundId]' \ -H 'accept: application/json;charset=UTF-8' \ -H 'x-access-token: [*1]'
残高が 2,543円 であることがAPIから確認できました。
実際にsunabarポータル側ではどうでしょう?
画面上でも同じ残高が表示されています!
最後に
いかがでしたでしょうか?
若干複雑なところがあったかもしれませんが、一度コツをつかんでしまえば、APIを呼ぶこと自体は難しくありません。
Swagger は、sunabarポータルだけではなく、本番でも利用するため、URL情報は別に管理されております。その点は、気づきにくいかもしれません…
この記事が少しでも皆様の参考になっていただければ幸いです。
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