こんにちは、GMOあおぞらネット銀行 CTOオフィスグループのmonty(モンティ)です。可処分時間について考えることがあります。時間も貴重な財産なので、上手に投資したいものです。
2023年6月15日(木)19:00より、「銀行API」をテーマに、sunabar コミュニティイベント#23 【活用企業と語る、ここまで使える銀行APIのいま】を開催します。本記事では、イベントの内容と、銀行APIに関する簡単な説明をご紹介します。
DXや業務効率化に!銀行APIの最新事例をご紹介!
sunabarイベントは、ビジネスやエンジニアリングに対しての課題や、事業の拡大などについて。皆さまと一緒に考え、知識と交流を深めていくことを目的としています。
今回のイベントでは、Scheeme株式会社代表の杉守 一樹氏をゲストにお迎えして、プライベートAPIを始めとした、銀行APIの利活用について深掘りするハイブリッドイベントです。
中小企業向けの金融サービスを提供されているScheeme社
Scheeme社は、BNPL(後払い決済)やビジネスカード・口座管理機能をモバイルで提供する、中小企業向けの金融アプリ「BlueBank(ブルーバンク)」や、資金調達SaaSの「Scheeme」を提供するFinTechスタートアップです。
銀行APIの利用は幅広く、自社サービスでの利用はもちろんのこと、社内DXにも活用されています。イベントでは実際の活用方法を詳しくお伺いします。
銀行APIは金融以外の事業者さまも利用可能
イベントのテーマとなる銀行APIについて、改めて簡単にご説明します。
銀行APIの種類
銀行APIは大きく2種類に分かれています。銀行の一機能をパーツと捉え、必要な機能だけを利用できます。当社は現在、35種類(2023年5月19日現在)の銀行APIを提供しています。
また、当社は無料で使えるAPIを多くご用意しているので、コストを抑えて利用することができます。
参照系API(Read only APIs)
預金者の口座残高や入出金明細といった、預金者の口座情報を参照することができるAPI。
【主な機能】
・口座情報の照会
・振込入金口座(バーチャル口座)の口座発行や入金明細の取得など
更新系API(Read/Write APIs)
預金者の口座の振込や振替といった、預金者の資金移動が含む取引などができるAPI。
【主な機能】
・振込/振替の照会・実行
・総合振込の照会・実行 など
銀行APIのアクセス方法
当社の銀行APIのアクセス方法は、サービスや連携システムに応じて2種類の接続方法をご用意しています。
銀行APIの利用は、電子決済等代行業などを取得している金融事業者さましか使えない、というイメージがあるようですが、プライベートアクセスでは金融以外の事業者さまもご利用いただけます。ですので、金融事業者さまに限らず、経理業務の自動化や業務効率化といった社内DXの目的で、一般事業社さまにも多くご活用いただいています。
パブリックアクセス
預金者に代わって銀行口座に対しAPIによりアクセスを行う場合(電子決済等代行業として認可された事業者へアクセスを認めるもの)
プライベートアクセス
法人口座を保有している企業さまが自社口座に対してAPIによるアクセスを行う場合
イベントでは、銀行APIの知識がアップデートして、利活用のヒントとなる内容をご用意しています。
また、参加者様同士の交流の場として、お食事と共にネットワーキングの時間も設けています。みなさまと一緒に特別な時間を過ごすことができるよう、パートナー一同、ご来場を心よりお待ちしています。